住んでもよし、貸してもよしの家を建てよう

いざとなったら貸せる家を造るにはどうしたらよいか

自分で住むだけの家であれば、立地にはさほどこだわる必要はありません。しかし将来的に、他人に貸すことが出来るような家にしたい場合には、立地にこだわった家造りをする必要があります。単身者向けの賃貸住宅であれば、最寄りの駅から近いほうが需要がありますが、ファミリー向けタイプの賃貸住宅であれば、駅からやや離れていても需要があることが多いです。その代わり、駐車場を整備するなどの努力は必要になります。土地を探して家を建てる場合には、もしも他人に貸した場合には、需要があるかどうかをきちんと検討したうえで、土地を購入するように心がけたいものです。

二世帯住宅にするという手もある

二世帯住宅であれば、自分がその家の片方に住みながら、もう片方を他人に賃貸することが出来ます。そうすればもしその住宅をローンで購入していたとしても、家賃収入から返済することも可能になります。住宅ローンは基本的には自分の給料などから支払いますが、家賃収入から支払うことが出来れば、生活がかなり楽になることは言うまでもありません。ただし二世帯住宅にすると自分が住むスペースが狭くなるというデメリットもあります。そのような場合には、2階建てではなく3階建ての二世帯住宅にするなど、工夫が必要になってきます。場所によっては2階建てまでしか造れないような地域もあるので、自分が購入したい土地がどのような法律や条例に基づいているのかを、きちんと確かめてから土地探しをする必要があるのです。

2000万の家を建てるにはコストを抑える必要がありますし、床面積も限られています。壁を減らしたオープンな間取りなら、広々と感じられる上に費用も節約できます。